お題「#この1年の変化」は「この1年の激変」でした。
63年間生きてきてすべてのレベルが違った。
悲しみ。苦しみ。怒り。憎しみ。
このブログを始めたのも、吐き出さなければ
どうにも精神状態を保てなかったからです。
----------【息子がアルコール依存症になった日・・・母の記録】---------
自慢の息子が アルコール依存症になって別人に。
そして第2のアルコール依存症・元夫(父親)に苦しめられた慟哭の実録
新型コロナウイルスで最初の緊急事態宣言が出た2020.4.7~に
長男は重度のアルコール依存症を発症した。
----------------------------------------------------------------------
「アルコール依存症は大切な家族・仕事・趣味よりなによりもお酒に脳が支配されてしまう病気です。社会的生活ができなくなり、健康面、精神面も侵されてやがて廃人の様な生活を送ります。」
「アルコール依存症は脳のコントロールができなくなる病気です。完治しません。」
小さいころから手がかからず、優しく賢かった長男が日に日に別人になっていく。
社会的生活ができなくなるというのがどういうことか・・・
廃人のような生活がどういうことか・・・
何よりもお酒が第一になるのがどういうことか・・・
を目のあたりにした悪夢のような日々の出来事。
アルコール依存症=アル中=手が震えてヒック=「おい、酒買って来い!」
のイメージしかなかった。全く違った。
元々の性格は優しく穏やかで賢く、
飲んでも穏やかで明るい酒飲みで顔にも出なかった息子。
アルコール依存症と分かった後も、静かに飲んで寝て・・・
他に迷惑かけることはしない。
しかし、一杯のお酒でコントロールを失って
何もやらなくなる、できなくなる。
脳内はお酒を飲むことだけでいっぱいになり
賢さなんてどこかに行ってしまう。
優しさなんてどこかに行ってしまう。
母の涙や心配なんてうざいだけになる。
意を決して相談した元夫もアルコール依存症だとわかった。
離婚しているとはいえ子供の事だから当然協力していくと思っていたのに・・・
息子の症状を訴えても訴えても認めない。
【アルコール依存症ゆえの重度の否認なのか?】
その信じられない数々の言動で×2、いや、2乗、3乗の苦しみになった。
・・・優しく賢かった息子に戻るには時間をかけて【断酒】するしかないのです。
けれどもたとえ何年断酒して【回復】したとしても一口の飲酒で戻ってしまうのです。
この1年の激変は、次の1年後もまた次の1年後も
激変で良くなることはないと思います。