再飲酒でいろいろな別の症状が・・・
長男は大阪の病院で3か月のプログラムを全うし、アルコール依存症病棟を退院して
埼玉の自宅に帰ってきました。
退院の日は父親付き添いました。長男は入院中から「断酒の意志はない」と言っていたので父親には「再飲酒をしたら数日間滞在して診ていて。」と頼んでおきましたが
滞在1時間くらいで帰ってしまいました。
長男は最初の1日2日は入院のいろいろな体験を話してくれて
「いやぁ~(入院は)実にいい経験をした。」と言ってくれて、
半強制的入院させてしまった私も報われたようでうれしかったです。
入院中は「退院したら自分で通院先を探す。今度訳わからなくなったら自分の意志で
入院する。」「20日~22日の連休明けから動くから」と言っていたので、しばらくはそっとしててやろうと様子を見ていました。3日間の連休はよ~く寝ているようでした。
断酒中は不眠になるので、もうお酒は飲んでいるでしょう。
1、記憶障害
2、1番目の通院先候補クリニックへ
3、失禁
1、連休が明けてもちっとも通院先を探す様子はありません。
ぐっすり寝ていた3日間のことを「何をしていたのか記憶がない。不思議な感じがする」とさかんに気にしていました。
2、9月25日。最初に予約が取れた通院先候補のクリニックへ。自分では探しもしない、予約の電話もしなかったので、私が、「息子は3か月間入院しましたが断酒の意志はないです」と事前に相談の上予約したところです。都内なのでタクシーで1時間半くらいかかり、長男は途中コンビニでお酒を買って飲んでしまいました。
クリニックの前に着くと、なかなか中に入りません。喫煙所で何本かたばこを吸います。「早く入ろうよ。時間だよ」と私は気が気じゃありませんでした。鬱の時の様に体が固まって動かないような感じです。「行きたくないの?」と聞くと首を横に振ります・・・時間ギリギリに入ると、
そこのお医者様は独特な方で、格闘技経験者で黒マスク。長男と節酒について長々議論になりました。先生の話し方はちょっと威圧的ではありましたが正論。長男はお酒が入っているので自分ではまともに話しているつもりでしょうが、やっぱり話のつじつまが合っていない。記憶障害については「ボクシングのパンチドランカー 」の状態と言われました。・・・結局、先生とはけんかのようになってしまって再診の予約は取りませんでした。
帰り道「きらいな医者だ。通院しないけどもう一度行って論破してやる」
(私の心の声:こんなこと言う子じゃなかった・・・そしてあんたの方がおかしいよ)
(イラスト:次男)
3、9月27日。様子を見に行くと絨毯の上に寝ていて【失禁】していました。
ズボンとパンツは替えていてお風呂場に置いてありましたが、濡れたままの絨毯の上に寝ています。ショックでした。
本人は「シッコまではいい。うんこしたら病院にほおりこんでくれ」
と、変な理屈を言っていました。
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入院後の再飲酒・・・
「2日で元に戻った」「坂道を転がり落ちるように」
ネットで調べすぎの私が調べていたよりもひどい状態に戻ってしまったように思いました。泥酔だけではなくさまざまな症状が出てきたと言う意味で・・・
記憶障害、失禁、鬱、下腹部膨満