【8.24】「母さんは軽症だ」
アルコール依存症は家族の方が病む。と言う事をさんざん病院で説明されていたようです。自分の身なりにかまわなくなる。泣き叫ぶ。医者に「何で治せないんだ」と食って掛かる。再飲酒したと夜中にでも電話してくるなど。
優「母さん、しめしめって思うだろうからしゃくだけど、
同室の人に「若いお母さんだね」って言われたよ。」
優「（きれいな恰好して来てるし）母さんは（病み具合が）軽症だ」
マンションでの付き添いの時には、日に日に母のことなど何の興味も配慮もなくなっていったので、気を使ってくれる以前の息子に戻ったことが私はなによりうれしかった。
ただ、自分のアルコール依存症も大したことではないと一生懸命説明します。
「一人暮らしの酔っぱらい男の日常とそんなに変わらない。」
「ここにいる人は警察沙汰は当たり前。自分は性格的に泥酔しても暴れない。」
「家から通っていた時も、実は帰らずにビジネスホテルで飲んでいた日が結構あった。」
「6年前の転勤先の同僚や上司は飲む人達だったから3次会4次会あたりまえで、記憶なくしても、ちゃんと支払いして家に帰っていた」と。
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【8.25】
病院での家族教室に出るも、後半は椅子を円にして（苦手な）対談形式になるので途中退席して中庭でゆっくりと息子と談話しました。
7月18日に自ら命を絶った三浦春馬のニュースは、酒におぼれていたとの情報もありましたので、精神状態が心配な息子のことと重ね合わせていました。その話になり、
私 「お母さん最近かっこいいＭＶ見てたばっかりなんだよ～！ほんとこんなに歌も踊りも顔もかっこいい人がなぜだ～春馬～！」と動画を流しながら話しました。
優 「自分が原因で家族も病む病気と知って逆シンパイもしたけど、春馬動画流しててある意味安心。」
実は三浦春馬の訃報を知った時は、私もかなり精神的おかしくなっていましたので、正直、息子を退院後に待っている「行くも地獄 戻るも地獄」の道よりも、自ら命を絶つ道を選んだ方がどんなに楽かと・・・もしかしたらそれが一番幸せなのかもとさえ考えていました。本人にとっても家族とっても・・・
帰りのバスの中から、遠くの方でタオルを振りまわして
のんきにぷら～ぷら歩いている、すっかり病院になじんでる姿を見て
親の心子知らずだ...と、ちょっと笑い泣きしました。
【帰ってから】
※このまま穏やかになって自分なりの方法で 回復を目指してくれるものと思っていましたが・・・
三浦春馬MV
